痴漢容疑で警視庁新宿警察署の警察官の取調べを受けた後、駅のホームから投身自殺した原田信助さん(当時25歳)の母親・尚美さん(54歳)が、「息子 は違法な取調べによって精神的苦痛を受けた」として、2011(平成23)年4月26日、東京都(警視庁)を相手取り、1,000万円の支払いを求める国 家賠償請求訴訟を東京地裁に起した。

 

本年2月に、原告の原田直美さんから「市民の目フォーラム北海道」に「国賠訴訟を提起したいが、引き受けてくれる弁護士を紹介してほしい」との相談を受けたことから、事件を「明るい警察を実現する全国ネットワーク」代表の清水勉弁護士(東京)に引き継いだものである。
 この事件には、現場の警察官の急訴事件対応能力の低下、適正手続きの無視等、警視庁だけではなく全国の警察に共通する深刻な問題が内在している。
 
 「市民の目フォーラム北海道」では、「明るい警察を実現する全国ネットワーク」と連携し、原告を支援することにしている。

 

市民の目フォーラム北海道 代表 原田宏二

 

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